A UI Designer and Design Manager
based in Tokyo.
I aim to contribute a business
with memorable experience
and design.
2019 - 2021
2004年8月に楽天株式会社入社。入社時から16年間トラベル事業部に所属し「楽天トラベル」のプロダクトに携わりました。
入社当初はwebデザイナーとして、楽天トラベルの特集・キャンペーンページのデザイン・コーディング業務を担当。
その後、UIデザイナー・プロデューサーとして、サイト内の機能追加・グロース・リニューアルを手がけ、CVR向上や離脱率の改善などにより事業に貢献しました。
2015年9月よりデザインチームのマネージャー職に就任。
プレイングマネージャーとしてUIデザイン業務をこなしながら、
クリエイティブディレクション・案件の進捗管理・ヒューマンマネージメントを担当。
9名の多国籍 (JPN, USA, CAN, KOR, TPE) から成るデザイナーとともに、toC・toBの新規プロダクトのデザイン、そして既存プロダクトの改善・グロースハックを行ってきました。
ひとつのプロダクトに対して複数のデザイナーが関わる場合、個性を活かしながらも、ひとつのトーン&マナーやデザインルールのなかに収束させていくことも大切なことです。それぞれが好き勝手にデザインをしていくと、最悪の場合プロダクトとしての一貫性が保てなくなり、ユーザビリティの棄損、エンジニアリングコストの肥大に繋がる恐れもあります。
一方でデザインルールが厳しすぎると、ルールが押し付けになり、仕事のやりがいを感じにくくなる恐れがあります。
そのためにデザインルールを策定する際には、いかに納得感を持ってもらえるかを考慮しています。基本的なデザインパターン・インタラクションの定義にはじまり、イレギュラーなデザインパターンが発生する際にはどのようなシーンで必要なのかなど、デザイナー同士でディスカッションをすることでデザインルールにも愛着をもってもらうよう心がけています。
またデザインルールがあることで、新しいデザイナーが入ってきた際のオンボーディングにも役立にたち、素早くチームの仕事にキャッチアップすることができました。
「デザイナーにとってやりがいを持って働ける環境とは?」
「デザイナーのスキルを活かせるワークフローとは?」...をつねに考えています。
以前とあるプロジェクトにおいて、プロダクトマネージャーが定義したワイヤーフレームに沿ってデザイナーがデザインをしていくウォーターフロー型のフローになっていたことがありました。もちろんデザイナーとして意見を言うことも認めていましたが、結果としてうまくまわらず、正直デザイナーの不満がたまっていってしまいました。
そこでデザイナーからヒヤリングを行い「もっと上流から関わりたい」と言うフィードバックを得たので、プロダクトマネージャーのマネージャーと協議をし、職責ワークフローの見直しを実施しました。
どのようなワークフローが正しいかは、組織や文化によって異なります。とはいえデザイナーがやりがいをもって仕事ができる役割は何なのかを追求することが大事です。そしてデザイナーの要望と現状に乖離があるときは、組織の中で粘り強く交渉していくこともデザインマネージャーの仕事だと考えます。
せっかくデザイナーが集まってひとつのチームをなしているので、
「いかにチームとしてパフォーマンスが発揮できるか?」を常に考えています。
そのひとつの施策として、各メンバーの手がけたデザインに対し他のデザイナーからフィードバックを受ける「デザインレビュー」を実施しています。
デザインレビューでは、他のデザイナーからの意見をもらうことで、当人だけでは思いつかなかったアイディアや発想に触れることができ、デザインをブラッシュアップすることができます。
ひとつの事柄について、さまざまなデザイナーの意見を交わすことは、知見が高まるだけではなくチームとしてのベースのチカラがアップしていき、またチームビルディングの観点でも有効なことであると考えます。
またレビューを受けるデザイナーにとっては、案件の概要やなぜそのデザインにしたのかという“デザインの意図”を言葉で説明する必要があり「デザインの言語化」のトレーニングにもつながります。
2015
2012年6月、奥渋谷にオープンした「CHEESE STAND」。webサイトのデザイン・WordPress構築・更新をオープンから2018年まで担当。2店舗目がオープンした2015年にはwebサイトのリニューアルも実施しました。
一般的なカフェの店舗サイトにとどまらず、上記のようなCHEESE STANDにまつわるすべての情報のポータルとなるように設計しました。
「店内でフレッシュチーズをつくっている」というCHEESE STANDの最大の特徴や、フレッシュチーズのしずる感が伝わるよう、写真や動画を多様したレイアウトにしました。配色も「チーズ→牛乳→牛」から想起させる白・黒を中心としたグレースケールを採用。色を多用しないことで写真が引き立つデザインになっています。
2016
出来たてのフレッシュチーズが味わえる店・CHEESE STANDが手がけるオウンドメディアサイト「CHEESE Media」のUIデザイン・WordPress構築を担当しました。
チーズをもっと身近な存在にしたい・・・というオーナーの想いに応えるべく、チーズを使ったレシピやチーズの雑学・シェフへのインタビューなどを掲載しています。
CHEESE STANDではグレースケールの配色ですが、CHEESE Mediaではアクセントカラーとして黄色を採用。明るさを追加することで、より親しみやすいデザインにしています。
2014
千歳烏山のカフェ「Cafe RASHIKU」のwebサイトのデザイン、HTML・CSSの構築を担当しました。
店内には多くの本・雑誌が飾られており、ゆったりくつろげるソファー席も充実。街のブックカフェとして長らく愛されてきました(お店は残念ながら再開発のため2018年1月に閉店)。
食事が充実していることや、アルコールも楽しめ夜カフェとしても利用できることなど、お店の雰囲気や居心地の良さが伝わるよう写真を多用しました。またはじめて訪れるお客様も安心できるよう、グランドメニューをすべてwebサイトに掲載しました。
2014
2014年4月に開催されたよしもとクリエイティブ・エージェンシー主催の千葉ロッテマリーンズファインイベント。ポスターデザインをクラウドソーシングで応募し、採用されました。
球団のロゴマーク「M」を7つの応援歌の歌詞で描き、ファンの想いが伝わるようなデザインにしました。
2017
不動産テックのスタートアップカンパニー・Cocolive株式会社のロゴデザインを担当しました。
創業前のコンセプトであった「ココに暮らす」や社名などから想起し、いくつかのデザインパターンを提案。そのなかから、地図アプリの「位置」を表すアイコンと「家」のアイコンを組み合わせたロゴが採用されました。
2015
コンサルティングカンパニー「サーボウィルコンサルティング株式会社」のロゴをデザインしました。
いくつかのデザインパターンを提案する中で、社名のSerboWillの頭文字「S」と「W」を組み合わせた四つ葉のクローバーのカタチのデザインに。コンサルティングという少し硬めのイメージとマッチするよう、寒色のブルーを採用しフォントもセリフ体を使っています。